蒸気機関車のリサイクル2011/06/19 01:24

リサイクルディーゼル機関車
 以前の写真を見ていると、見落としている事が良くあります。  この写真もそのひとつ。  写真は以前、加悦SL広場で見たDB201です。  この可愛い機関車ですが、今写真を見てみると車輪の辺りがおかしい。  なんか、蒸気機関車みたいな連結棒(ロッド)が付いている?!  いや、元々蒸気機関車だったのである!!  1950年代に石炭価格の高騰などにより、森製作所によりディーゼル機関車に改造されたのです。  経費節減のために廃車になる小型蒸気機関車にトラック用のエンジンを載せたものです。  鉄道車両というものは、殆どがオーダーメイドなので、廃車からの部品流用というのは普通に行われますが、蒸気機関車をディーゼル機関車に改造するというのは、結局少数で終わっています。  現地では、知っていながら見逃して、あとで写真を見て気付いたのでした。

コメント

_ KOBARYU(りゅう) ― 2011/06/20 00:08

 蒸気機関車からディーゼル機関車への改造があったとは初耳です。原動機を蒸気からディーゼルに変えると言う発想は通常思いつかないところですが、よくぞ改造できたんだなあと感心しました。

_ FLAKPANZER(ぱんちゃん) ― 2011/06/21 02:00

通称「森ブタ」と呼ばれる物で、余程切羽詰った感じです。
勿論、かなり無理な改造で、実際は殆ど作り直しになっていたようです。

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